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立命館大学 研究者学術情報データベース English>> TOPページ TOPページ > 久野 智子 (最終更新日 : 2022-11-29 13:49:02) クノ トモコ 久野 智子 KUNO TOMOKO 所属 理工学部 機械工学科 職名 助教 業績 その他所属 プロフィール 学歴 職歴 委員会・協会等 所属学会 資格・免許 研究テーマ 研究概要 研究概要(関連画像) 現在の専門分野 研究 著書 論文 その他 学会発表 その他研究活動 講師・講演 受賞学術賞 科学研究費助成事業 競争的資金等(科研費を除く) 共同・受託研究実績 取得特許 研究高度化推進制度 教育 授業科目 教育活動 社会活動 社会における活動 研究交流希望テーマ その他 研究者からのメッセージ ホームページ メールアドレス 科研費研究者番号 researchmap研究者コード 外部研究者ID その他所属 1. 理工学研究科   学歴 1. 2017/10~2020/03 東北大学 工学研究科 知能デバイス材料学 博士後期課程 修了 博士(工学) 2. 2002/04~2006/03 福山大学 生命工学部 応用生物科学科 卒業 学士(工学) 職歴 1. 2022/04 ~ 立命館大学 理工学部 助教 2. 2010/04 ~ 2022/03 静岡理工科大学 総合技術研究所 特別研究員 3. 2009/03 ~ 2010/03 日本たばこ産業株式会社 植物イノベーションセンター 派遣社員 4. 2006/04 ~ 2008/10 株式会社日本デリカフレッシュ 社員 所属学会 1. 2017/12 ~ 日本金属学会 2. 2017/05 ~ 日本磁気学会 3. 2016/12 ~ 粉体粉末冶金協会 研究テーマ 1. 新規希土類磁石の開発 研究概要 ThMn12型新規磁石材料を用いた高磁気特性な希土類磁石の開発 ネオジム磁石は現在最強の磁力を有する希土類磁石である。ネオジム磁石によって、ハイブリッド自動車を初め、多くの高性能な工業製品が実現した。しかし、180℃近いエンジンルーム内でネオジム磁石は、高温による磁力低下を引き起こし、磁石として機能しなくなる。そのため、高温下でも使用可能な磁石として、ネオジム磁石を上回る磁力を有する新規希土類磁石の開発が求められている。磁石は鉄(Fe)の含有量が多いほど高い磁力を示す。組成式RFe12(Rは希土類元素)に基づいた1-12型磁石材料は、ネオジム磁石よりFeを多く含むため、新規希土類磁石として注目されている。 希土類元素とFeのみで構成される1-12型結晶構造は準安定であり、磁石材料として得ることが出来ない。従来の研究では、RFe12組成に基づく1-12型結晶構造を安定させるために1.0以上のTi添加が必要であった。しかし、Ti添加量が1.0を超えるとネオジム磁石よりもFeの組成比が減少し、優れた磁力が期待できない。 希土類磁石材料の一種であるRFe9組成化合物の安定化には、希土類サイト(R)へのZr添加が有効であることが報告されている。また、Feと置換できるCo添加も同様に磁力増加に有効である。本研究では、これらの知見を1-12型結晶構造に応用することを試みた。以下の組成比の新規1-12型磁石材料は、ネオジム磁石を上回る磁力を有する磁石材料となる可能性がある。 (R,Zr)(Fe,Co)12-xTix (R=Sm, Nd)(x < 1.0) 現在の専門分野 金属材料物性 (キーワード:金属材料物性、ThMn12型磁石材料、希土類磁石、磁性材料、磁性) 論文 1. 2021/11/25 Preparation of (Sm0.8Zr0.2)1.05-­1.10(Fe0.9Co0.1)11.3Ti0.7 Magnets by the Spark Plasma Sintering Method │ Materials Transactions │ 62 (12),1757-1763頁 (共著)   2. 2020/07/19 Determination of domain wall energy and critical single-domain particle size based on domain structure observations of ThMn12-type magnetic particles │ Journal of Magnetism and Magnetic Materials │ 513 (1),167244-1-167244-7頁 (共著)   研究者からのメッセージ 1. エネルギー高騰時代が求める新しい希土類磁石高磁力なネオジム磁石は製品の小型化と高出力が図れる。そのため、パソコンやスマートフォンなどの情報機器、風力発電機やハイブリッド車の駆動モータなどに、ネオジム磁石は使われている。ネオジム磁石を自動車用途など高温で使用するには、テルビウムやディスプロシウムを添加する必要がある。しかし、テルビウムやディスプロシウムは希少で高価で、地政学的なリスクの高い金属である。また、ネオジム磁石の磁力は理論限界値をほぼ達成し、さらなる向上は難しい状況である。そのため、トヨタ自動車を筆頭に、これまで多くの省レアアース磁石の開発が取り組まれ、成果が上がってきている。現在、省レアアース磁石の開発として国立研究開発法人産業技術総合研究所でも、1-12型磁石材料の研究を行っている。 新規1-12型磁石にはネオジム磁石よりも優れた磁力と高温特性を有し、レアアース使用量も削減できるという優位性がある。従って、新規1-12型磁石の開発の成功は、磁石を用いた工業製品の開発促進や省エネルギー・省資源化の実現につながる。 メールアドレス 科研費研究者番号 30962617 researchmap研究者コード R000036741 © Ritsumeikan Univ. All rights reserved.

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