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EN 研修先のタイで学んだ国際社会の多くの課題。「将来のために必要な経験が何か」を具体化することができ、大変貴重な時間でした。 仲野真衣 さん国際関係学部 4回生 今年度からの新たな取り組みである「タイ・バンコク国際機関研修」に参加された国際関係学専攻4回生の仲野真衣さんに現地での学びや印象に残ったこと、またその経験を通して考える今後についてお話を伺いました。 「タイ・バンコク国際機関研修」に応募された理由を教えてください。 仲野国際機関で働くことに興味があり、キャリアパスや国際機関の職員としてどのように国際課題解決のために様々な主体が協働しているかについて学びたく参加を志望しました。また、国際課題の中でも難民問題について関心があったため、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)バンコク事務所への訪問を通してロヒンギャ難民の受入れ状況やタイにおける難民保護や支援の現状について学びたく参加させて頂きました。 バンコクでの各プログラムを通して学んだことや印象的だったことをお聞かせください。 仲野ESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)職員からの話を伺う中で、国際的な枠組みを策定することも国際社会において重要である一方、パートナーシップの重要性についてどの職員も強調していたことが印象的でした。国際的な合意があったとしても強制力はないため国連職員として実効性を持たせていくためには官民学様々なアクターとのパートナーシップを強化していくことが課題解決には不可欠だと感じました。また、国連の概要やキャリアパスについても、初めて知ることも多く大変勉強になりました。 UNHCRのブリーフィングでは、難民として逃げるとはどういうことかを自分事として捉えるワークがあり、故郷に帰りたくても変えられない現実を突きつけられ、知らない土地で絶望と不安の中で生きていかなければならない過酷な実情を難民は抱えていることを実感しました。また、近年におけるUNHCRの難民保護や就労支援について学ぶことができました。UNHCRバンコク事務所はごみ箱がプラゴミ、燃えるゴミだけでなくコンポスト用のゴミ箱があり、また消費電力の大幅な削減の実現、ペットボトルではなく水筒やマグカップの持参など国際課題解決を主導するアクターとして組織全体で環境にやさしい取り組みをする姿勢が印象的でした。 社会開発・人間の安全保障省のブリーフィングの中で意外だったことは、タイはアジアの中では決して低いわけではない「ジェンダーギャップ」に焦点を当て政策を策定していた点です。女性の社会進出は進んではいるものの政治分野においてはまだ課題がある点を強調しており、日本も同様な課題を抱えているため大変興味深いものでした。また、本プログラムにおいて初めて社会開発・人間の安全保障省の存在を知り、日本でそれにあてはまる省は厚生労働省だと思われますが、行政機関の区分の違いを意識する機会は今までなかったため、日本における各省庁が設立された背景や意思決定の仕方を比較していくことも面白そうだと感じました。 仲野また外務省では、環境・経済・地域社会におけるレジリエンスの重要性について学び、中でもメンタルヘルスにフォーカスした個人のレジリエンスを高める必要性が高まっていることを知りました。 そして、ACSDSD(ASEAN 持続可能開発研究対話センター)において調整官の役割をタイは委託されており、持続可能な開発に関する研究や対話の促進を担っていることを学びました。近年ではインフラ開発促進によってより物流の中心地として発展していきたいという意向を知り、計画的な都市開発がより重要となると思いました。 各セッションにおいて国連職員からのお話を伺う中で、国際機関で働くことに求められることとして、より自分のポジションを認識し自分の意見を周りに発信する力が重要だと感じました。外務省であれば政府の指針を基に国益を優先することが求められますが、国連職員は中立性が不可欠です。だからこそ自分の中で正当性・公平性とは何かを問い続ける必要性がより強くあると思いました。 チュラロンコーン大学では、お互いがSDGsをテーマとするプレゼン発表を行いました。政策提言や環境保全に取り組む活動などチュラロンコーン大学も様々な切り口からSDGsに取り組んでいることを知り、大学でできることの可能性が自分の中で広がりました。プレゼン後は、メンタルヘルスケアについて大学・個人でできることは何かについてグループディスカッションをしました。私たちの班では特にうつ病による自殺を防止するために自分たちができることや大学にあればよいサービスは何かについて話し合いました。印象的だったことは、タイにおいては精神科での診療は日本よりも抵抗がなく周りの学生も気が落ち込んだ時は気軽に利用していることを聞き、メンタルヘルスケアの意識の差を実感しました。日本ではまだまだカウンセリングというと「恥ずかしい」「甘えだ」という認識があるように思いますが、自殺率が高い日本とタイにおいてこのような精神的なサポートケアが利用者にとってより身近に感じてもらえる工夫が必要だと感じました。 「タイ・バンコク国際機関研修」のおすすめポイントを教えてください。 仲野最も魅力的な点は実際に国際機関に足を運び、働く人々、環境を目の当たりにでき、国際機関で働くことのイメージを明確にできる点だと思います。また国際機関で働くと聞くと遠い場所にあるように感じますが、実際に国連職員と話すことを通してバックグラウンドやキャリアパスを知ることができ、将来のために必要な経験が何かを具体化することができ大変貴重でした。国際機関で働くことに興味がある方や国際的な課題に取り組みたい方はぜひ参加して頂きたいです。 「タイ・バンコク国際機関研修」で経験したことは、今後のご自身の活動にどのようにつながるとお考えですか。 仲野卒業研究において日本の難民受け入れを雇用面から拡大を図る可能性をテーマとしているため、本プログラムにおいてタイにおける難民の受け入れや保護、そして就労支援について知ることができた点で大変有意義でした。本研究では、タイと日本における難民の定住過程を比較しながら今後の日本の難民受け入れの拡大可能性について展開していきたいと考えています。 今回のプログラムに参加して痛感したのは、国連職員や国際機関で働くには自分には経験が圧倒的に足りないことです。自分の課題に向き合い克服できるよう経験を積んでいきたいと思います。 2023年10月更新 MORE INTERVIEWS 相手が武器を持つに至った背景を知ることで、避けられる争いや憎しみがある。広島・長崎でのセミナーが、今も自分を支えてくれています。 田中 志穂株式会社NHKグローバルメディアサービス 番組制作センター(報道番組) ディレクター(2016年度卒業) 2024.4.26 alumni| 横断的な学びで培った「多角的な視点」。アメフトと勉学が繋がる面白さを経験し、文武両道に励みました。 山下 憂国際関係学部 4回生 2024.3.29 academics|athletics|ir_major|gsir| 大きな衝撃だったウクライナ危機。国際関係学部に入学し、世界の紛争にこだわって勉強してきた私としては『今こそ学びを活かす時』と思いました。 石川 彩華認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(2011年度卒業) 2024.3.8 international|alumni| 医療×海外の2軸で歩んできたこれまでのキャリア。海外で活躍するために国際関係学部の学生には世界のことはもちろん、「日本」についてもしっかり学んでほしいと思います。 佐々木 智尋日本ベクトン・ディキンソン株式会社(2008年度卒業) 2024.2.27 international|alumni| オープンゼミナール2023「メディアが生み出した地下アイドルとイメージ消費」 大山ゼミ(チーム名:TEAMシュレーディンガー) 2024.1.9 academics|openseminar| オープンゼミナール2023「地域活動継続に関する考察~徳島県上勝町を事例として~」 松田ゼミ(チーム名:上勝の謎を暴き隊) 2024.1.9 academics|openseminar| 立命館大学 国際関係学部 国際関係研究科 Site Policy Privacy Policy このページに関するご意見・お問い合わせは &#105;&#114;&#112;&#111;s&#116;&#48;1&#64;&#115;t.rit&#115;&#117;me&#105;&#46;&#97;&#99;.j&#112;まで© Ritsumeikan Univ. All rights reserved.

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