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立命館大学 サイトマップ 施設概要 アクセス お問い合わせ English HOME ARCの紹介 研究活動 研究メンバー 共同研究拠点 --> 国際共同研究拠点 活動報告 データベース Virtual Institute 各種利用申請 HOME 2020年度国際共同研究採択課題 2020年度国際共同研究採択課題 A. 国際テーマ設定型 No.研究課題名/研究代表者所属・職名・氏名/概要(研究課題名をクリックすると表示) 1 インド国立サラール・ジャング博物館所蔵日本美術デジタル・アーカイブ Digital Archive Project of Japanese Arts in the Collection of Salar Jung Museum, Hyderabad, India 京都女子大学家政学部生活造形学科 准教授  前﨑 信也   ハイデラバード英語外国語大学と共同でサラール・ジャング博物館が所蔵する日本美術品2,144点の悉皆調査、及びデジタル・アーカイブ化を行う。同館はインドに3館ある国立博物館のひとつであり、ニザーム藩王国に仕えたサラール・ジャング家のサラール・ジャング三世(1889-1949)が収集した美術コレクションが基礎となっている。2019年に実施した事前調査の結果、日本美術コレクションに対しての本格的な調査が行われたことがないこと、20世紀前半に収集された工芸品を中心に多くの優品が含まれていることが明らかとなった。インドにおける日本文化研究は今後の発展が期待される分野であり、博物館、及び英語外国語大学と協力してコレクションを発信・活用する。 プロジェクト活動ブログ 報告書 2 欧米の日本美術品のデジタル・アーカイブによる WEB 版総合目録構築とその活用A Comprehensive Online Catalog of the Japanese Artworks in Europe and North America: Its Construction and Applications メトロポリタン美術館 アソシエイト・キュレーター  Monika BINCSIK   本研究は、北アメリカとヨーロッパを中心とする博物館や個人コレクターが所有する日本美術品を、ARCのデジタル・アーカイブ技術を借りてデジタル化を進め、1館毎の博物館の壁を越えた総合的な日本美術品カタログを共同作業によってWEB上に構築するものである。  これまで、1組織、1国の日本美術品のカタログを作成し、冊子媒体で出版する事例はあったが、WEB上のデータベースに情報を統合的に集約するものは存在ない。このプロジェクトでは、さらに画像情報あるいは3次元モデルを作成してデータベース上に搭載し、各機関の収蔵品の比較検討を可能とし、ARCのリソースデータベースを基盤として、メンバーが相互に日常的に情報交換できる環境を完成させる。 プロジェクト活動ブログ 3 インドネシア歴史文化遺産のデジタルアーカイビングと高精細4次元可視化コンテンツの開発Digital Archiving of Indonesian Cultural Heritage and Development of 4D High-Definition Visualization Contents インドネシア科学院(LIPI) 研究員  Fadjar I. THUFAIL プロジェクト活動ブログ 報告書   インドネシアのユネスコ世界文化遺産「ボロブドゥール寺院遺跡」および最近発見された古代都市遺跡「リヤンガン遺跡」を,最新の3次元計測技術で精密にデジタルアーカイブ化する.そして,作成したデジタルアーカイブを実験データとして用いて,計測ノイズの影響を受け難い,新発想の高精細可視化手法を開発する.さらにこの可視化手法を活用し,遺跡の高精細な「4次元可視化コンテンツ」を開発する.すなわち,前者の遺跡に関しては建造過程,後者の遺跡に関しては時代による都市の変遷という「時間的変化」を可視化する. 現地の考古学者らと連携した4次元可視化コンテンツの有効活用や,現地一般公開を通じた国際貢献も視野に入れる. B. 海外個別テーマ型 No.研究課題名/研究代表者所属・職名・氏名/概要(研究課題名をクリックすると表示) 1 デジタルアーカイブによる在英日本文化資源の組織間共有と教育的活用実践Using Digital Archives to Create a Research Network of Japanese Cultural Resources in the UK and Utilizing Digital Resources for Japanese Studies Senior Digital Humanities Officer, Sainsbury Institute for the Study of Japanese Arts and Cultures (SISJAC)   松葉 涼子 プロジェクト活動ブログ 報告書   This research project conducted jointly by the Sainsbury Institute for the Study of Japanese Arts and Cultures (SISJAC) and Art Research Center (ARC), forms part of a larger project to gain new insights into Japanese arts and cultures by cataloguing all public (and some private) Japanese collections in the UK. While some preliminary surveys have been undertaken of the collections of Japanese artefacts, there still is no satisfactory overview of the breadth of UK collections. As the UK's dedicated research centre for Japanese Arts and Cultures, SISJAC will be a key institute in developing the digital archive, as well as in raising awareness about its utility within the British and global academic communities, as well as in public outreach. Alongside these digital archiving projects, we will organise workshops with curators from UK museums with Japanese collections and students from local universities to enrich understanding of Japanese collections in the UK. 2 Edo Period Map goes Digital The O Edo ezu as an Interactive Resource フランクフルト大学 Japanese Studies 教授  Michael KINSKI プロジェクト活動ブログ 報告書   It is not easy to reconstruct how Edo period users of maps, guide books and other representations of geographical or spatial information interacted with these materials. Did they look at a map and only see it as an abstract grid of lines and strokes, names and differently coloured squares? Or did the map evoke other visual experiences and spanned the bridge between a two-dimensional reduction of space to symbols and other graphic representations of space? Edo period consumers with an access to maps (of the whole country, of famous places, or of cities), guide books and depictions of famous spots around the country (sometimes even abroad; China mainly but even Europe), one can assume, were able to relate information as provided on a map not only with their own experiences of the represented places (if they had such): They probably were also able to relate it with what they had read in travel guides or with what they had gleaned from illustrations in such books in addition to printed geographical representations of these places. With the rise of coloured woodblock prints since the middle of the 18th century the vivid impact of pictures and the traces they left in the viewer's memory and the way they shaped the world view spatially and visually increased continually. The ARC resources offer fine examples of maps, guidebooks and coloured woodblock prints available to the late Edo period consumer. This project will bring them together in an attempt to correlate sources of both geographical and visual experience and knowledge Even if it cannot be proven that this attempt is of any historical reliability, it is one way of hypothetically reconstructing how different resources might have shaped the Edo period consumers's consciousness based on the materials they had access to. 3 上方文化サロンと美術 1750-1900 ― 上方摺物のデジタル化Cultural salons and the visual arts in Kyoto and Osaka, 1750-1900: Digitizing Kamigata surimono and paintings ロンドン大学SOAS 名誉教授  Andrew GERSTLE プロジェクト活動ブログ   The previous ARC application was for a grant to digitize the unrecorded Scott Johnson collection of about 2000 kamigata surimono because they contain records of poetry salon gatherings. This application is for funds to insert basic metadata into the ARC database from these surimono: to record the names of all participants and thereby begin the creation of database of individuals not only in relation to haikai but also the literary, visual and performing arts more broadly. The second major collection that will be essential to this project is that of Paul Berry, who has a about 2000 mostly unrecorded kamigata paintings. Combining art and literature research methodologies with digital humanities technologies, the key aims of the project are to analyse the role of art in a wider society, to create a sustainable open database of artworks and artist/producer names available for research, to host exhibitions in London and Kyoto, and to produce significant publications. C. 個別テーマ型 No.研究課題名/研究代表者所属・職名・氏名/概要(研究課題名をクリックすると表示) 1 A Study of a System to Support Community Study on Kyoto's Townscape and its Changes京都の町並み変化に関する地域学習支援システムに関する研究 大阪大学 招へい研究員  高橋 彰  本研究では、KYOTOメモリーグラフを活用し、既に立命館大学アート・リサーチセンターでデジタル・アーカイブされ、公開されている「京都の鉄道・バス 写真データベース等のオープンデータと連係し、古写真と現在の景観を比較する体験を通した地域学習の方法を検討するとともに、今昔写真のアーカイブから、その活用方法を検討し、さらには、蓄積された資料をデジタルに共有化することを目指す。また、今昔写真のアーカイブ、活用、共有化、発信をサイクルする過程を地域住民と協働することにより、それ自体が地域学習として機能し、地域まちづくりの一部を担うことが期待されるとともに、そのサイクルを通じて得られる資料や記憶は、地域の景観や歴史を学ぶことや地域コミュニティの形成(まちづくり)に寄与するツールとして役立つことが期待される。 プロジェクト活動ブログ 報告書 2 Infrastructure Development of Digital Research Environment for Modern Woodblock-printed Kuchi-e (Frontispieces)近代木版口絵のデジタル研究環境基盤整備 口絵研究家  朝日 智雄 プロジェクト活動ブログ 報告書   本研究は、明治期における木版多色摺口絵(近代木版口絵)に関するイメージデータベースを構築し、そのデジタル研究環境基盤整備に取り組むものである。同資源は当時の出版・読書文化を窺い知ることができるものであるにも関わらず、その特性ゆえの扱いづらさから、いずれの研究分野からも敬遠されてきた。以上の背景を踏まえ、本研究は、近代木版口絵に関して最大級規模を誇る朝日コレクションを中心に、他機関所蔵資料をも包括したイメージデータベースを構築し、その学術的価値の再検討を通じて、同資料を人文学研究の俎上に載せることを目的とする。2020度は、1)朝日コレクションのうち、書籍に挿し込まれた状態の口絵についてデジタル化を完了させること、2)ポータルデータベースの作成に着手すること、3)バーチャルインスティチュートの構築に着手することに注力する。 3 Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究 関西学院大学・非常勤講師、同志社女子大学・非常勤講師  上田 文   本研究課題では、近代京都を起点として染色産業がどのように国内外へ展開されてきたのか、あるいは影響を受けてきたのかを染色技術やデザインを通じて明らかにする。そのために、学術資料として俎上に上がっていない近代染織史に関連する資料の整理・蓄積を進め、伝統的地場産業と位置付けられてきた京都の染織が実はグローバルな展開―近代以降の西洋技術・デザインの導入だけではなく、戦前から始まるアジア・アフリカへの製品輸出・海外事業展開も含む―をしてきたことを明らかにする。また、研究対象となる染色資料を整理してデータベース構築を進め、近代染織史研究者が研究利用し易いデータベースのあり方について工夫・検討する。更に、当該データベースを活用して染織資料の情報を一元化することを目指す。染色産業の国内外への展開については、特にアフリカンプリント、バティック、ヨーロッパでの機械捺染等の基礎調査とデジタル化を進める。 プロジェクト活動ブログ 報告書 4 A Study on the Construction of "The Kamo River Old Photograph GIS Database" and Analysis of River Environment Transitions「鴨川古写真GISデータベース」の構築と河川環境の変遷分析に関する研究 愛知大学地域政策学部 准教授  飯塚 隆藤 プロジェクト活動ブログ 報告書   本研究課題は、京都・鴨川に関する古写真のデジタル・アーカイブを進め、鴨川における河川環境の変遷を読み解くためのデータ基盤「鴨川古写真GISデータベース」を構築することである。これまで、河川環境を対象とした古写真の系統的な収集および分析手法は未確立であった。鴨川においても景観の変遷を古写真から明らかにする研究は少ない。そこで、近現代の京都に関わる古写真のデジタル・アーカイブを進めている立命館大学アート・リサーチセンターの景観型写真ポータルデータベースを活用して、鴨川が写る古写真の撮影地点を同定してGIS化することで、断片的に収集された古写真が統合され、河川環境の変遷を系統的に分析することができるようになる。加えて、関連機関と連携して鴨川に関する古写真のデジタル・アーカイブも充実させる。 5 A Study on the Construction of a Theater Material Image Search System that Utilizes the Theater Performance Record Database演劇上演記録データベースを活用した、演劇資料画像検索閲覧システムの構築に関る研究 公益財団法人 松竹大谷図書館 主任司書  武藤 祥子   松竹大谷図書館が開館以来演劇資料整理の基礎となる演劇上演記録を作成してきた。この上演記録は、主に明治初年から戦前までの東京の記録と、戦後の各地の大劇場、及び東京の小劇場の記録である。これまでの研究では、これらの記録を完全にデータベースに移行し、考証を進めてデータの精度を上げてきた。今後は日本演劇の研究と資料整理の基礎となるこの上演記録データベースを基に、立命館大学アート・リサーチセンターとの共同研究により、所蔵資料のデジタル画像化を進め、検索閲覧システムを構築し、Web公開を進めることを課題としている。 プロジェクト活動ブログ 報告書 6 Construction of a 3D Model Database of Japanese Armor in the Collection of the Tokushima Castle Museum, Tokushima City徳島城博物館所蔵甲冑コレクションの3Dデータベースの構築 徳島大学総合科学部 准教授  塚本 章宏 プロジェクト活動ブログ 報告書   本研究課題は、徳島市立徳島城博物館が所蔵する近世から近代にかけて製作された甲冑について、近年注目を集めるStructure from Motion (以下;SfM)の技術を応用し、3次元的にデジタルアーカイブし、その成果を公開することである。甲冑はガラスケース内での展示やカタログ用の写真撮影では、一定方向の視点からのみしか見ることができなかった。しかし、甲冑は数十の武具から構成されており、その各部位一点一点、さらには裏側にも、魅力的な表装が施されているものも多い。これらを伝えることを模索した際ところ、SfMを活用したデジタルアーカイブを取り入れることを検討するに至った。これにより、PCの画面やモバイル端末を通して、多様な視点から甲冑を閲覧できる3Dモデルデータを作成して閲覧できるようにしたい。本研究課題では、徳島市立徳島城博物館が所蔵する「紫糸威大鎧」をはじめとした甲冑群の3次元計測、モデル化、そして閲覧システムを構築し、一般に公開することまでを目標とする。将来的には、これらの代々の蜂須賀家藩主が身に着けたとされる甲冑の実物展示を見ながら、モバイル端末で3Dモデルを見るといった博物館展示の新しい取り組みとしても期待される。 7 Automatic Extraction of Personal Information of Historical Characters from Nihon Jinmei Jiten by Yaichi Haga and Creation of Structured Data 尾道市立大学 経済情報学部 准教授  木村 文則 プロジェクト活動ブログ 報告書   日本の歴史研究を行うにあたり、最も基盤となる情報の一つとして人名があげられる。現在国立国会図書館が人名典拠情報を提供しているが、書籍など限られた人名になっており、歴史上の人物を広く網羅できているわけではない。そこで、約50000人の人名を収録し、かつ著作権が切れている芳賀矢一編『日本人名辞典』(以下、『芳賀人名辞典』)を活用した人名データを作成することで、広く歴史的人名の基礎状況を提供することができる。現状はこの作業は専門家が人手により行っているが、本研究において抽出の自動化を実現することにより、その作業の支援を行うことを目指す。 また、このデータは,機械可読であることが情報基盤の最大の条件であるので、Linked Dataとして情報を記録し、データベースへと格納する。これにより、格納された情報の意味を表現できるとともに、他のデータベースの情報とのリンクが容易となり、日本史をはじめとする諸研究の促進が期待される。 8 A Database Construction of Japanese Medieval Handwritten Copies of Sutras Located in Europe and Their Analysis Using Machine Learning ヨーロッパ所在の日本中世古写経データベース構築と機械学習による解析 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 講師  相田 敏明  この研究は、ヨーロッパに所在する日本古写経について、実地調査により作品の基礎データやデジタル画像を取得し、ARCのデータベース・システムおよびクラウド領域を活用した包括的データベース構築を第一の目標としている。とくに書誌情報において美術史学では、絵画と装飾料紙にまつわる情報が、銘文のない作品から制作年代を絞る大きな手掛かりとなる。そのため巻子本1巻1紙ごとに、各部位の法量計測と、可視光と近赤外線による高精細デジタル画像による撮影を、実施する。  そのうえで試みに私たちは、これまでに蓄積されたARC藤井永観文庫所蔵の古経典データをもとに、新たなメタデータをくわえて、(1)年代推移による和紙の特徴について機械学習(主成分分析等による特徴抽出、t-SNEやベイズ的混合正規分布学習によるグループ数の推測と分類)の手法によって解析を試みる。また、(2)絵画主題や文様の変遷分析、(3)紺紙金字経の染料に隠された墨書の解析などにも取り組みたい。 プロジェクト活動ブログ 報告書 9 Digital Archive of the Techniques, Processing and Enjoyment of Manga and Anime with its Focus on International Spread and Propagation of Culture文化の国際的な普及と伝搬に着目した漫画・アニメに関する技術・処理・楽しみ方のデジタルアーカイブ 関西大学総合情報学部 准教授  山西 良典 プロジェクト活動ブログ 報告書   本研究課題では、日本における代表的なポップカルチャーコンテンツである漫画・アニメを対象として、製作者の技術に対する数理的な分析に基づきコンテンツに対する処理技術を開発し、漫画・アニメを文化資源として昇華させることを目指す。また、国際的なコンテンツの応用についても、文化や言語の違いに着目して分析し、楽しみ方のアーカイブを目指す。つまり、制作からエンドユーザまで、コンテンツに関わる全てのタイミングを研究対象として、そこで用いられる伝統的技法やディジタル処理技術、国際的な社会における大衆での楽しまれ方の全てをアーカイブすることを目指す。このため、2020年度は、1)アニメの表現技術の分析と再現、2)漫画のストーリー展開の数理モデル化、3)異文化間でのポップカルチャーの伝搬モデルの分析を設定する。本研究課題を実施するために、マルチメディア処理を専門とする代表者に、多様な研究分野(コンピュータグラフィクス(CG)、言語処理、インタフェース、コンピュータグラフィックス(CV)を専門とする分担者(台湾からの研究者を含む)、そして現役の漫画家を加えた異分野横断国際研究チームで取り組むむ、なお、研究代表者(現ARC教員)は、来年度より関西大学総合情報学部・准教授となることが決定している。 D. 研究設備・資源活用型 No.研究課題名/研究代表者所属・職名・氏名/概要(研究課題名をクリックすると表示) 1 舞鶴市糸井文庫蔵浦島伝説関連資料の基礎的研究A Basic Study on Primary Sources related to Urashima Legend in the Collection of Itoi Bunko Library in Maizuru City 静岡英和学院大学 人間社会学部 人間社会学科 准教授  畑 恵里子  浦島伝説には補完すべき課題がある。近世亨受の解明である。それによって、古代の伝説が近世に大衆化し、現在認知度の高い作品たりえた背景を解明することが可能である。それに、異界が鍵となる本伝説の分析は、日本文化史の解明に有効的である。  そこで本研究では、舞鶴市糸井文庫における未整理の浦島資料へ翻刻・現代語訳・英訳という基礎的作業を集中的に行い、異界表現の語彙の分析から宗教感覚の一端を解明することを主な目的とする。  特に、アート・リサーチセンターのシステムにおける舞鶴市糸井文庫閲覧システムを対象として、新規に翻刻した資料のWEB公開を通じて、国内外の研究者や一般設国民に資するようにする。 プロジェクト活動ブログ 報告書 2 University of Oregon Nōsatsu Digitization and Metadata Cataloging Project オレゴン大学 Japanese Studies Librarian  Kevin MCDOWELL   The University of Oregon Libraries holds one of the largest collections of Japanese shrine and temple votive slips (nōsatsu) in the world. The collection of Japanese Votive Slips comprises nōsatsu dating from the 1850s to 1990s in approximately 90 albums with 9,000 individual images. 40 of the 90 albums have been digitized and uploaded to the Oregon Digital database (https://oregondigital.org/sets/gb-warner-nosatsu). These digitized albums all have a basic level of metadata cataloging in English. The goal of the project is to digitize the remaining 50 albums or so and add more detailed metadata in both English and Japanese. For metadata cataloging we have started to develop a network of nosatsu collectors/experts to participate in crowdsourcing the metadata. 3 世界各地の伝承遊戯(ゲーム)の収集、保存及びこれらの体系化と文化的な関連性の研究Collection and Preservation of Traditional games from around the world, the Systematization and the Study of Cultural relevance of them 四天王寺大学 非常勤講師   梅林 勲   世界各国・地域には、伝統的に受け継がれている独特の遊びが数多く存在する他、同系統の遊びでも、地域の特色を生かしたルールや用具のバリエーションが数多く存在します。しかし、これらのルールや用具は、1970年代半ばから80年代にかけて一部の地域を除き、急速に姿を消しつつあります。近年、インターネットの普及と発展により、遊び方そのものは復活をしているものがありますが、用具を入手するのは困難になりつつあり、民族的な遺産としてもこれらのものを保存、収集していくことには大きな意味があると思います。 このような理由から世界の国や地域に存在する様々な遊びや用具、及びそのバリエーションを出来うる限り保存、収集し、加えてそれらの比較対象から各国、地域、時代におけるルールや用具の変化、民族的な文化の関わりを研究することを課題とします。 報告書 4 60年代の日本のテレビドラマにおける幽霊表象の研究:歌舞伎の影響を中心にRepresentation of Ghost in Japanese TV Series in 1960s: Focusing on the Impact of Kabuki 京都大学文学部 非常勤講師  朴美暻   申請者(朴)は現在、日本と韓国における幽霊/鬼神の視覚イメージ(表象)の変遷、特に、日本の舞台芸術や映画における幽霊表現が韓国の鬼神イメージの形成に与えた影響や、それらの表象から読み取れる日韓の社会観、家族観、女性観の比較を研究している。その一環として、本研究では、日本の歌舞伎に登場する幽霊の姿形やしぐさなどが、後世のホラー映画やテレビの怪談ドラマシリーズにおける幽霊表象にどのような影響を与えているのかを、立命館大学アート・リサーチセンターの豊富なデータベースを利用することによって明らかにしたい。 5 第三期役者評判記本文を中心とする役者評判記総合情報書庫構築の研究A Research Project on Construction of Comprehensive Digital Archives Focusing on the Third Phase Yakusha Hyobanki 愛媛大学 法文学部 教授  神楽岡 幼子   役者評判記は、歌舞伎の演技や役者の動向、興行の実態などを追うことのできる基本的な演劇資料である。そのために、万治から明和期(1658-1772)の役者評判記を翻字した『歌舞伎評判記集成』の第一期・第二期(岩波書店、1972-1977・1987-1995)がすでに刊行され、安永から享和期(1772-1804)を対象とした第三期(和泉書院、2018-)の刊行も進んでいる。  本研究では、第三期の対象となる役者評判記について、ARCのクラウドやデータベースを活用しながら翻字テキストデータの正確性を高めつつ、用字の問題、諸本異同の問題等、役者評判記の諸問題を分析することにより、より有効な役者評判記の活用のあり方を提示し、また、蓄積された正確な翻字本文を索引データベースとして構築し、さらなる広範な利用を実現することを目的とする。 報告書 6 ARC所蔵の短編映画に見る第二次大戦後のフランスの観光イメージーー旧日仏学館蔵のフランス短編映画を通してTourist images of France after the Second World War - Through French short movies held in ARC 京都精華大学 名誉教授  島本 浣   現在、ARCには旧関西日仏学館図書室所蔵の多ぐの短編映画フィルム(フランスを紹介する観光宣伝用と思われる)が所蔵されている。アニメーションから美術、文化、ファッション、フランスの都市や地方の紹介映画等々、ジャンルはかなり幅広い。主に第二次大戦後に制作されたと思われる映画611点である。その多くはフランスのイメージを海外に伝える意図を持つ自国観光案内としても考えられる。本研究は、この映画の制作日的、使用方法を確定しつつ、映画そのものを分析しながら、戦後のフランスがどのような自己イメージを海外に伝えようとしていたのかを検証するものである。そこから観光大国フランスの文化戦略も浮かび上がってくるだろう。 7 Providing descriptive metadata and transcriptions for Collection of correspondence and poems from various officials from the Kumamoto domain スタンフォード大学東アジア図書館所蔵熊本藩文人書状集内容翻刻 スタンフォード大学東アジア図書館 テクニカルサービス主幹/日本担当テクニカルサービス司書   マッザ美恵子   スタンフォード大学東アジア図書館が所蔵する「熊本藩文人書状集」(83点の書状、17点の漢詩からなるコレクション)は現在最小限のメタデータしか存在しないため、立命館大学ARCの「くずし字翻刻学習・指導システム」を使用し当コレクションが既に作成済みのデジタル画像から研究代表者(マッザ)が翻刻文を作成する。翻刻文に基づきスタンフォード大学東アジア図書館OPAC上に公開されるメタデータの充実に努める。 昨年度は諸事情により研究が当初の計画通りに進まなかった為、昨年度に引き続いての申請とした次第である。2020年度の研究申請が受諾されたあかつきには、2019年度研究目標で実現できなかった全文書の翻刻を完了する予定である。また、熊本市の郷土史家等に連絡を取り、書状内の諸事項について不明な点を問い合わせることも考慮している。2019年度の経験から2021年期限終了までに上記の目標を達成することは十分可能だと考えている。 報告書 8 京都の活動写真製作及び興行における横田商会の意義The Significance of Yokota Shokai In Film Production And Movie Screening From New Materials 関西大学社会学部・非常勤講師/長谷映像事務所・映像監督   長谷 憲一郎   日本映画草創期に、映画の導入から普及、発展まで最も寄与した一人の京都の実業家、横田永之助が、兄の万寿之助と共に最初期の映画会社である横田商会を立ち上げ、映画館がまだなかった時代に10を超える巡業隊を組み、地道に全国を回りながら映画興行を行ったこと、及び横田が映画の父、牧野省三を見出し、映画最初のスター、尾上松之助と164本もの映画を撮ったという功績は、よく知られている。しかし、京都をベースに明治末期から活動していた横田商会について、その実態や詳細は明らかになっていない。申請者は、横田商会の貴重な資料(紙媒体、写真、映画フィルム)の調査・発掘・研究を2018年から行っており、2019年度はアートリサーチセンター研究費配分型共同研究員に採択されたことにより、多くの遺品資料のデジタル化ができた。今年も継続して、さらに遺品資料のデジタル化を進め、その資料の調査・研究を進めていきたい。 報告書 9 「目玉の松ちゃん・尾上松之助 活動写真デジタル資料館」の内容拡充 尾上松之助遺品保存会・代表  松野 吉孝   日本映画の草創期に「目玉の松ちゃん」の愛称で慕われ、1000本もの映画に主演した尾上松之助の遺品・資料のデジタル化を進める。 今年度で4年目となり、次の点を重点課題として取り組んで参りたく。 1. 昨年度、「公開を優先」した各資料の説明付け作業を進める。特に松之助映画の画像資料について、作品名、封切り日、各配役名・役者名調査に、昨年資料収集に努めた「映画雑誌」資料を活用し充実を図る。 ・特に映画雑誌に掲載されていた「すじがき」の紹介も実現させ、「松之助映画」の内容分析につなげる。 2. 保存会以外の先が所蔵されている貴重な松之助資料を、このデジタル資料館で公開して頂けるように、引き続き依頼を進め、公開資料内容の拡充を図る。 ・東映太秦映画村様(展示コーナーの松之助遺品)、豊国神社様(大正14年・豊国祭紀要)、日活様(日活40年史)、その他有力機関ご所蔵品など。 3. 松之助・肉声の公開(史劇・楠公訣別・レコードより)など、「新たな分野の公開」を、赤間先生はじめ、諸先生方のご協力を得て進めて参りたく。また保存会調査資料の公開も進め、「研究文献」の充実に努める。 4. 「尾上松之助没後95年記念・特別上映会、展示会」の開催(9月11日(松之助命日)の開催を企画) ・これを呼び水として、各有力機関に対して、松之助資料の展示への協力を呼び掛ける。 ・松之助映画のフィルムは、作品の一部しか残っていない物も含め10作品程度ながら、絵葉書ブロマイドなどで「400作品以上の画像公開」に挑戦する。 10 法政大学図書館所蔵の正岡子規文庫資料のデジタル化およびアーカイブ上での公開Digitization of “The Masaoka Shiki Collection” belonging to Hosei University Library and Publication on Archive 法政大学 文学部 日本文学科・教授  中丸 宣明   これまで法政大学図書館の所蔵の貴重書「正岡子規文庫」のうち資料価値の高いものを撮影・デジタルデータ化し、「法政大学図書館デジタルアーカイブ」上で公開してきた。研究者から一般の利用者まで広く活用してもらえるよう、引き続き、古典籍ポータルデータベースと連携していく。  また既存メタデータの書誌修正・整備を行うなど、デジタルアーカイブの内容品質向上に注力していく。なお「正岡子規文庫」は、俳人正岡子規の旧蔵書のうち和漢籍や自筆ノート等約2100点からなり、1949年に法政大学へ寄贈されたものである。  これまで図書館の事業として、すでにデジタルアーカイブサイト構築に取り組んでおり、現在貴重資料である「正岡子規文庫」「梅謙次郎文書」計444点約27,800 カットが公開中である。 報告書 11 アート・リサーチセンター番付ポータルデータベースを活用した興行番付のグローバルアーカイブ構築研究Research on Construction of Global Archive of Playbill by Utilizing Art Research Center Banzuke Portal Database 立命館大学衣笠総合研究機構・プロジェクト研究員  倉橋 正恵   江戸時代の演劇や相撲、見世物などの興行で、宣伝のために作成されるポスターやチラシ、パンフレットなどを指して「番付」と呼ぶ。番付は宣伝効果を狙うために、興行が始まる前から大量に制作され、広く配布・販売された。これらは分野ごとに膨大な数が残存しているが、ほとんど整理されることがないままに残されているというのが現状である。番付は興行そのものを直接に記録した第一次資料であり、またその残存数の多さから、ビックデータ型の文化史資料群としての価値を持つ。 本研究では、日本各地、あるいは世界に散在する番付について、アート・リサーチセンターが浮世絵や古典籍で展開した方法と同様の手法を用いて、番付をデジタル撮影すると同時に番付に記載されている興行情報もデータベース化する。このことにより、これまでに存在しえなかった大規模な興行年表データベースの構築を目指すものである。 報告書 12 能楽の効果的な世界にむけた発信に関する研究Study on the Effective Promotion of Noh Theater to the Global Audience 公益財団法人 片山家能楽・京舞保存財団  片山九郎右衛門  2020年度からの環境変化にともない古典芸能の世界でもパフォーマンスの新たな発信方法を摸索する段階に入った。  京都観世会が関る公演につても、この状況をうけ、オンライン型での公演を計画しているが、どのような方法が、こうした日本を代表する文化を世界に向けて発信するのに最もふさわしいかについて、アート・リサーチセンターの持つノウハウを生かしつつ検討し、実践型で研究を進める。 13 全国高地性集落のデジタル資料化とデータベース構築―弥生時代高地性集落の列島的再検証に向けた基礎的研究―Yayoi upland settlements database project: toward a new framework for the study of upland settlements of the Yayoi period (公財)古代学協会 客員研究員  森岡 秀人  考古学上熟知されてきた高地性集落は、年代論を根幹とする歴史の大きな枠組みが破綻する中で、歴史的評価が著しく多様化し、大きな転換期を迎えている。そこで申請者らは、これまでに蓄積された調査成果・研究業績を踏まえつつ、利用可能となった新たな技術も用いながら、列島各地における高地性集落の時期、立地、遺構、遺物、分布などの実態を総合的に検討し、その歴史的性格を実証的に再評価してゆくことを構想している。この実現に向けた基礎研究として、本研究では全国各地の高地性集落について情報収集とデジタル資料化を行い、データベースを構築する。従来培われてきた考古学的手法に依りつつも、GISやリモートセンシング(高解像度衛星画像やドローン)、3次元測量などによって遺跡情報を取得する点に特徴があり、新規性と独自性をもつ試みであるといえる。構築したデータベースについては、弥生時代研究を中心にさまざまな方面で活用できるよう、適切な形で整備・公開する。 報告書 14 黎明期広告業界誌『プレスアルト』広告現物の研究Study on advertising materials that early advertisement trade journal " Press Art " distributed 同志社大学 社会学部 教授  竹内 幸絵  本研究は昭和12(1937)年に広告現物の頒布を目的に京都で創刊された広告業界誌『プレスアルト』の調査とデータベース化によって、広告表現を時代意識の有力な証言者と位置付けた探究に資することを目指すものである。同誌は戦時5 年の停止期をはさみ昭和61(1986)年まで、およそ45年間月刊で発刊された。発行部数が極めて少なく幻の存在だったが、334号分、およそ6千点に及ぶ広告現物のほぼ全てが発行人遺族宅にて発見された。同時期の広告現物資料としては比肩する類例がないこれらを、本研究で調査しデジタルデータベース化する。付属冊子に記載の発行年、印刷種別、制作経緯等とあわせみる事が可能な形式を構築し、社会学・デザイン史・写真史・メディア史といった多方向からの学際的なアプローチが可能な広告史探究資料となることを目指す。 報告書 15 Archiving and Utilization of Japanese Performing Arts Materials on JPARC (Japanese Performing Arts Research Consortium) 京都産業大学 文化学部 准教授  Diego Pellecchia  This project aims at fostering appreciation for research on traditional Japanese performing arts through providing contextualized media resources. It focuses on 1) creating and populating databases dedicated to audio and visual records of performances, masks, costumes, properties, and other documents related to traditional Japanese performing arts. 2) creating, developing, and maintaining websites dedicated to various genres of traditional Japanese performing arts, such as nōgaku, kabuki, and bunraku. 3) Establishing a network of specialists contributing to 1) and 2) through the Japanese Performing Arts Research Consortium (JPARC). 16 役者絵の考証Historical investigation of the picture of a kabuki actor 早稲田大學演劇博物館 招聘研究員  桑原 博行  役者絵研究会は、世界最大級の役者絵所蔵機関である早稲田大学演劇博物館が所蔵する47,542枚の役者絵を基に、歌舞伎興行の資料である、辻番付、役割番付、絵本番付、役者評判記、歌舞伎年代記等の同時代資料を駆使して役者絵の年代や人物、興行を考証していく作業を、毎月一回行っている。初代歌川豊国の文化文政期の作品はほぼ考証を終え、現在では初代歌川国貞(三代歌川豊国)の作品を中心に、文化から幕末までの作品を考証している。本データベース上で考証し、蓄積された情報は、早稲田大学演劇博物館のデータベースで公開され、世界中の役者絵研究者が使用している。  役者絵の考証は、絵師の落款の変遷が明らかにするだけでなく、年代確定をし難い美人や名所絵などを描いた浮世絵師の落款から年代を明らかにすることによって、浮世絵全般に寄与する基礎的な研究となっている。 17 南画家 甲斐虎山作品のデジタル化と発信Digitization of Nanga Paintings by Kai Kozan (1867-1961) 京都女子大学家政学部 准教授  前﨑 信也  甲斐虎山(1867-1961)は大正から昭和にかけて大分と京都で活躍した南画家であり、独特の雰囲気をもつ山水画は近年国内外で注目を集めている。彼の妻は京都女子大学の礎を築いた甲斐和里子(1868-1962)であり、大学の前身である文中女学校で校長を務めた虎山には教育者という一面もあった。2020年、京都女子大学は創基100周年を迎え、甲斐夫妻を顕彰する展覧会を予定している。その成果を記録し、甲斐虎山の画業をまとめた書籍・ウェブコンテンツとして国内外に発信するために、京都女子大学図書館などが所蔵する甲斐虎山・和里子作品のデジタル化と発信を行う。 18 18世紀の上方・江戸における出版と都市文化の関連性The Relationship Between Publication and Urban Culture on Kamigata and Edo in 18 Century 国際日本文化研究センター 特任助教  石上 阿希  本研究では、江戸中期に京都を拠点として活躍した浮世絵師である西川祐信(1671~1750)に着目し、18世紀上方出版文化から江戸の都市文化へと続く知の連環を考察する。  祐信は、上方だけではなく、江戸の絵師にも大きな影響を与えた絵師であり、多様な出版文化の展開を担った重要な人物であるにも関わらず、これまで十分な研究がされてきたとは言い難い。本研究は、祐信という絵師を核とした知的活動の展開と上方文化の江戸流入を明らかにすることを目的とする。  研究活動の一つとして、毎月1回 アート・リサーチセンターにて西川祐信の着物雛形本『正徳雛形』の研究会を開催。染織、文学、美術など様々な研究者をメンバーとして『正徳雛形』に記載された各雛形を分析し、模様の典拠となった文学、演劇との関連性を考察する。 プロジェクト活動ブログ 報告書 19 服装・身装文化デジタルアーカイブの国際化:バーチャル・インスティテュートの活用を前提としてInternationalization of the Clothing Culture Digital Archive by Using the Virtual Institute 国立民族学博物館 外来研究員  高橋 晴子  本研究は、MCDプロジェクト作成のデジタルアーカイブを、ARCのバーチャル・インスティチュート機能を用いて提供するものである。バーチャル・インスティチュート『服装・身装文化デジタルアーカイブ』は、1) 衣服・アクセサリー標本データベース、2)身装画像データベース〈近代日本の身装文化〉、3) 近代日本の身装電子年表、4) 身装文献データベースの4本から成り、国立民族学博物館のデータベースと連動している。今後の優先課題としては、これら4本のデータベースのうち、とくに外国からの需要の高い、1) 衣服・アクセサリー標本データベース、2)身装画像データベース〈近代日本の身装文化〉の英語化を実践し、ヴァーチャル・インスティチュート『服装・身装文化デジタルアーカイブ』を充実させることである。 報告書 20 国立音楽大学附属図書館「竹内道敬文庫」のデジタル化およびVirtual Instituteでの公開 The Kunitachi College of Music Library - Digitization and Virtual Institute Publication of the collection of Takeuchi Michitaka 国立音楽大学附属図書館 館長・教授  井上 郷子  本課題は、国立音楽大学附属図書館の代表的コレクションの一つ、「竹内道敬文庫」のデジタル化と公開を目的としている。2019年3月には同コレクションのうち、錦絵のデータベースを公開したが、2020年度は、『国立音楽大学創立90周年記念事業 竹内道敬文庫錦絵図録』を元にしたオンライン・デジタル展示のリリースを目指す。 報告書 21 SISJAC Digital Archives on Japanese Materials Senior Digital Humanities Officer, Sainsbury Institute for the Study of Japanese Arts and Cultures (SISJAC) 松葉 涼子  The project aims to create comprehensive digital archives of the SISJAC collections of Japanese paintings, prints, illustrated books, decorative arts and old maps, and published the archives online through its website including digital exhibitions. E. データベース活用型 No.データベース利用目的/研究代表者所属・職名・氏名 1 浮世絵と絵本・絵入り本に関するメタデータ等の修正・更新Updating metadata concering Ukiyo-e and ehon/ books with illustrations ARC客員研究員  中村 恵美 2 型紙データベースの分類項⽬の再検討および機械学習による⾃動分類のための画像利⽤Reviewing the category of kamigata database and using images for automatic categorization by machine learning 学習院⼤学 教授  久保⼭哲⼆ 3 大英博物館所蔵日本関連コレクションのARCデータベースからのオンライン公開Making the British Museum's Japanese collections available online through the ARC databases 大英博物館アジア部・キュレーター(日本コレクション)  Rosina Buckland 4 メトロポリタン美術館所蔵日本関連コレクションのARCデータベースからのオンライン公開Making the Metropolitan Museum's Japanese collections available online through the ARC databases メトロポリタン美術館 アソシエイト・キュレーター  Monika BINCSIK F. 特例型(研究期間変更課題) No.研究課題名/研究代表者所属・職名・氏名/概要(研究課題名をクリックすると表示) 1 Developing Online Education and Research Using the Holdings of the C.V. Starr East Asian Library and the Berkeley Art Museum and Pacific Film Archive at the University of California, Berkeley Associate Professor, University of California, Berkeley  Jonathan ZWICKER  This is a project to digitize Japanese materials at the C.V. Starr East Asian Library and the Berkeley Art Museum and Pacific Film Archive at the University of California, Berkeley and aims to use these digitized materials for online research. Initially, we will do preliminary work to examine the best ways to develop successful research projects using digitized materials. 2 元禄歌舞伎のデジタル再現のための基礎的研究Fundamental research for digital reproduction of Kabuki in Genroku era 名城大学外国語学部 教授  岩井 眞實  歌舞伎は、京都が発祥の地である。その歴史を辿ると、元禄歌舞伎時代があり、世界の演劇全体に比べても、最も洗練された演劇が京都を中心として展開していたことに気づかされる。しかし、元禄歌舞伎には、映像はもちろんのこと、台本もほとんど存在しない。ただし周辺資料は数多く残されており、これらを有機的につなぎ合わせば、当時の演劇の実態を再構築することが可能である。従来、それらの資料は単なる資料群として個別に扱われることがほとんどであったが、デジタル・アーカイブの上に構築する有機的な資料群は、いわば三次元の世界を再現することが可能である。  対象となる資料は、絵入狂言本、役者評判記、あるいは歌舞伎番付である。なかでも、絵入狂言本(歌舞伎の絵入筋書き本・台本に近いものもある)は舞台を表現した絵画とともに、筋書、出演者の配役などが詳細に記載される一級資料である。  2018年度においては、国内外に存在する絵入狂言本の所在調査をほぼ終了した。2019年度はこれを承けて、網羅的なデジタル・アーカイブ型研究を推し進め、そこに含みこまれる絵画表現とテキスト表現から立体的に情報を抽出して、元禄期の演劇舞台では何が行われていたかを可視化する。 報告書 共同研究プロジェクトの活動支援内容 1. 研究資金支援 2. デジタル研究環境の提供(サーバー、データベースシステム) 3. ARCデータベース、図書等の利用 4. デジタル・アーカイブ化支援 5. 設備・備品・デジタル機器の貸与 6. テクニカルサポートボード 7. 若手育成 国際共同研究拠点 日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点 公募・申請 2024年度運営体制 国際共同研究採択課題 2024年度採択課題 2023年度採択課題 2022年度採択課題 2021年度採択課題 2020年度採択課題 2019年度採択課題 事業概要 事業内容詳細 活動実績 2021年度活動実績 2020年度活動実績 2019年度活動実績 研究資金支援:公募型研究課題プロジェクト デジタル研究環境の提供 ARCデータベース・図書等の利用 デジタル・アーカイブ化支援 設備・備品・デジタル機器の貸与 テクニカルサポートボード 若手育成 申請方法--> 文部科学省 共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」 関連情報 2024年3月25日 国際ワークショップ「Practices and Challenges of Integrating GIS, VR, Metaverse in Digital Humanities Research」 2024年3月23日 第13回「知識・芸術・文化情報学研究会」 2024年3月11日 2024年2月20日にロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)でARC-iJACによるデジタルアーカイブ・ワークショップが開催されました 2024年3月 4日 紀要『アート・リサーチ』25-1, 25-2, 25-3号 原稿募集案内 2024年2月26日 【参加申し込み受付終了】第13回「知識・芸術・文化情報学研究会」 --> HOME ARCの紹介 研究活動 研究メンバー 国際共同研究拠点 活動報告 データベース バーチャル・インスティテュート 各種利用申請 サイトポリシー リンク 本ウェブサイトおよびその内容を無断で編集、複製、転載することを禁止します。 Copyright © 2016 Art Research Center, Ritsumeikan University.

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