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シラバス参照／授業情報参照 授業情報／Course Information ●授業基本情報 科目名／Course Title 地域から文化を考える／Studies of Culture on Niigata 担当教員／Instructor 中村　元 , 竹田　和夫 , 田中　洋史 , 浅井　勝利 対象学年／Eligible grade 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 開講番号／Registration Code 240G3211 講義室／Classroom 総合教育研究棟 B-351 開講学期／Semester・Term 2024年度／Academic Year 第1,2ターム／the first and second term 曜日・時限／Class Period 月/Mon　5限 単位数／Credits 2 授業形態／Class Format 講義・実習 科目区分／Category 新潟大学個性化科目　地域研究／Niigata University Original Subjects　Regional Studies 副専攻／Minor 副専攻「地域学」,「アグロ・フードアソシエーツ」,「ことつくり・マネジメント」,「コミュニティ・マネジメント」,「ふるさと共創学」 定員／Capacity 50 分野／Academic Field 75：新潟大学個性化科目 水準／Academic Standard 03：全学学生受入可・大学基礎水準 抽選方式／Selection Method 自動 実務経験を有する教員が実施する科目／Conducted by instructor with work experience related to the field? ○ 遠隔授業の実施形態／Remote Class Style ●授業概要情報 更新日／Updated on 2024/01/31 対象学部等／Eligible Faculty 全学部 聴講指定等／Designated Students 4月8日(月）の授業開始までに抽選を行い、受講者50名を決定する。 科目の概要／Course Outline 　本科目は、「教養教育に関する科目」（Ｇコード科目）において「新潟大学個性化科目」に位置づけられている。　　本科目は、地域に根ざした文化をめぐって，様々の角度から考える。講師の話を聞きながら調査・学習を進め，レポートをまとめる。既成の知の体系を学習するという態度ではなく，自ら考え行動するなかで体得できる知のあり方を模索する。地域の視点に立って問題設定し，みずから解決することを目指す。　この方面の第一線で活躍されている学外講師に講義をお願いし，また実際に現場を調査するなかで，私たちの現在と将来にとって必要不可欠な地域に根ざした文化とは何かについて思いをめぐらしたい。　なお本科目は、博物館学芸員や高校教員、自治体職員等の経験を有する教員が、それぞれの現場での経験を生かして地域から考える文化について授業をおこなうものである。 科目のねらい／Course Objectives 日本の文化をめぐっては各研究分野の蓄積があるが，本講義ではそれらを地域の視点に立って再検討し，地域に根ざした文化の意義についての理解を深めることを目標とする。また興味をもった新潟の文化について自ら調べ，レポートを作成する過程を通じて、課題を設定し解決する能力、関連する適切な学術文献を参照する能力、課題と考察結果を文章にまとめる能力など、大学での学習に不可欠な能力を養う。 学習の到達目標／Specific Learning Objectives ・地域から文化を考えるとはどういうことかを説明できる。・研究の意義について説明できる。・適切な学術文献の利用について説明できる。・自分なりに課題を設定し、探求・解決できる。 登録のための条件(注意)／Prerequisites ・本講義は対面授業を基本とするが、Zoomにアクセスできる情報機器端末およびインターネット環境が必要である。・各講師の講義を聴講しながら，新潟の文化全般について基本的理解を深めることが求められているので，授業には必ず出席すること。 ・本科目では、授業の一環として6月後半の土日のいずれかの日にチャーター・バスによる旧山古志村方面（長岡市）の現地調査を実施する予定である。この日の調査に必ず参加できることが履修登録の条件となる。・上記の現地調査については、大学の予算状況により、交通費の一部負担が発生する場合がある。・万が一、感染症の状況等により上記の現地調査が不可能となった場合には、6月24日にオンラインによる代替調査を実施する予定である。 授業実施形態について／Class Format ・本講義は対面授業を基本とするが、感染症の状況等に応じてZoom会議システムを用いたリアルタイム型オンライン授業で実施する場合がある。 成績評価の方法と基準／Grading Criteria 毎回のコメントペーパー，現地調査（又は代替調査）のミニレポート、期末レポートで総合的に評価する。コメントペーパー30％，ミニレポート30％，最終レポート40％。 使用テキスト／Textbooks なし。 関連リンク／Related Links 参考文献／References 授業時に，各講師が随時紹介する。 キーワード／Keywords 地域志向科目新潟　地域の文化　地域の歴史　★ 備考／Notes ●授業計画詳細情報 内容／Content 授業時間外の学修／Out-of-Class Study 備考／Notes １．ガイダンス　　　　　　　 　　　　 　　 ２．古代地域史研究の方法３．古代越後佐渡の特質　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　４．地震と文化財-古建築は知恵と工夫に満ちている５．佐渡の鉱山・棚田開発・信仰-連関する多様な文化６．近代・現代の越後・佐渡地域文化　 　　　　　　　　　　 　　７．「観光」と地域文化-物見遊山から近代的観光へ８．元新潟大学教授井上鋭夫と新潟大学出身藤木久志が掘り起こした地域文化９．災害から文化遺産を守る－長岡市山古志地域を中心に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　     　　　　　　10．長岡市の震災避難所とアーカイブ－中越大震災から東日本大震災へ11．新潟発の文化の創造と発信（仮）12．政令指定都市新潟のまちづくりの拠点（仮13．14．15　 現地調査（巡見とレポート作成、長岡市山古志地域ほか）　 1．シラバスをよく読み、本科目の内容を確認しておくこと。２．日本古代史について、知っている知識を整理しておくこと。３．前回講義の内容を整理しておくこと。４．地震と文化財について、知っている知識を整理しておくこと。５．佐渡の鉱山について、知っている知識を整理しておくこと。６．佐渡の地域文化について、知っている知識を整理しておくこと。７．観光について、知っている知識を整理しておくこと。８．新潟大学出身の歴史家について、知っている知識を整理しておくこと。９．長岡市山古志地域について、知っている知識を整理しておくこと。10．アーカイブとは何か、調べておくこと。11．地域と文化の関係について、知っている事柄を整理しておくこと。12．地域と文化の関係について、知っている事柄を整理しておくこと。13～15．各回の講義の内容をふまえ、地域から文化を考える方法について整理しておくこと。