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サステナビリティが当然の行動原理になり、パーパスがそれぞれの主体の羅針盤になっていく新時代に向かって、2023年は、日本という国家、産業、企業、個人が、いよいよ始動していく年になるであろう。 パーパスは、国家にも、産業にも、企業にも、個人にも求められる。日本という国家は、どのような存在として、どのような価値を国際社会や国民にもたらしていきたいのか。日本という国家のパーパスを、政治や政府においては、改めて明らかにしていくタイミングである。パーパスは、産業や企業にも当てはまる。100億人への人口増加、気候変動、都市化、食料問題、高齢化などが進む中で、地球レベルで、日本の産業や企業は何を志とし、何を価値として提供して、地球社会を共創していくのかを明らかにして進んでいく必要がある。その上で、産業構造の転換や事業ポートフォリオの変革を進め、併せて事業機会を獲得していくことが大切になる。 そして、パーパスを羅針盤にして進んでいく中では、持続可能性としてのサステナビリティを当然の行動原理にしていく。まさに人間が空気を呼吸するように、サステナビリティを特別に意識するまでもない当たり前の取り組みにしていくのである。それは、脱炭素化、多様性、人権などいくつかの限定的なものに受動的に規制対応のように取り組むということではない。持続可能性という観点から、それぞれの主体が必要だと考えるものや価値があると考えるものに、能動的に価値創造さえ行いながら取り組んでいく、ということである。 もちろん、このパーパスやサステナビリティは個人にも関わるものである。例えば、誰もがパーパスを持ち、そのパーパスを実現する場を得ていくためにも、教育や働き方が大切になる。教育では、暗記力や思考力のみでなくパーパスとなる志をつくる力も育んでいく。働き方でも、企業への就社であるメンバーシップ型や職種への就業であるジョブ型から大企業でもスタートアップ企業でもそれらを舞台にパーパスを実現していける就夢型を可能にしていく。 時代のパラダイムが変化するスピードは倍速化している。そして、「自由(1845年~)」→「成長(1945年~)」→「物理空間からサイバー空間への拡大(1995年~)」→「成長だけではなく安定・安全・安心(2020年~)」と変化してきた時代のパラダイムのドライバーは、新時代では「パーパスとサステナビリティ」になっていく。 2023年は、社会を共創する志であるパーパスを持って、持続可能性としてのサステナビリティを常識としての行動原理にしながら、国の意義の再定義、産業の構造転換と新たな価値創造、企業の事業ポートフォリオ変革と事業機会の獲得、個人の働き方の改革などに取り組んで、新時代における飛躍に向かって始動していく年にしていきたい。 ツイート 2022年12月22日掲載 印刷 この著者の記事 X(エックス)時代の日本復活の処方箋:『ABCDEFG』レシピ 2023年12月22日[新春特別コラム:2024年の日本経済を読む~日本復活の処方箋] 「新時代」を動かすもの 2022年12月22日[新春特別コラム:2023年の日本経済を読む~「新時代」はどうなる] 日本企業の持続的な成長を目指した事業ポートフォリオ変革~日本企業の現状と課題~ 2022年7月27日[Special Report] 2022年を変革元年に! 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