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立命館大学 研究者学術情報データベース English>> TOPページ TOPページ > 齋藤 清二 (最終更新日 : 2021-03-31 20:04:16) サイトウ セイジ 齋藤 清二 SAITO Seiji 所属 総合心理学部 総合心理学科 職名 教授 業績 その他所属 プロフィール 学歴 職歴 委員会・協会等 所属学会 資格・免許 研究テーマ 研究概要 研究概要(関連画像) 現在の専門分野 研究 著書 論文 その他 学会発表 その他研究活動 講師・講演 受賞学術賞 科学研究費助成事業 競争的資金等(科研費を除く) 共同・受託研究実績 取得特許 研究高度化推進制度 教育 授業科目 教育活動 社会活動 社会における活動 研究交流希望テーマ その他 研究者からのメッセージ ホームページ メールアドレス 科研費研究者番号 researchmap研究者コード 外部研究者ID 学歴 1. 1988/05(学位取得) 富山医科薬科大学医学研究科 医学博士 2. ~1975/03 新潟大学 医学部 医学科 卒業 職歴 1. 2016/04/01 立命館大学 総合心理学部 特別招聘教授 2. 2015/04/01 ~ 2016/03/31 立命館大学大学院 応用人間科学研究科 特別招聘教授 3. 2002/04/01 ~ 2015/03/31 富山大学 保健管理センター 教授センター長 4. 1996/04/01 ~ 2002/03/31 富山医科薬科大学 医学部 内科学第三助教授 5. 1993/01/01 ~ 1993/09/30 英国セントメリー病院 医学部 消化器内科研究員 全件表示(12件) 委員会・協会等 1. 2011/04 ~ 2014/03 独立行政法人日本学生支援機構障害学生修学支援ネットワーク運営委員会 委員長 2. 2008/04 ~ 2014/03 独立行政法人日本学生支援機構障害学生修学支援ネットワーク運営委員会 委員 所属学会 1. 日本ユング心理学会 2. 日本質的心理学会 3. 日本心身医学会 4. 日本心理臨床学会 5. 日本心療内科学会 全件表示(6件) 資格・免許 1. 1990 臨床心理士(財団法人日本臨床心理士認定協会認定) 2. 1975 医師免許 研究テーマ 1. 医療と対人援助におけるナラティブ・アプローチとエビデンス・ベイスト・アプローチの統合に関する理論的・実践的研究 2. 発達障がい大学生の支援システムの構築に関するアクション・リサーチ 3. 非個人的心理療法による心身症の治療 研究概要 医療と対人援助におけるナラティブ・アプローチとエビデンス・ベイスト・アプローチの統合に関する理論的・実践的研究 医療を含む対人援助サービス領域におけるアプローチとして、近年注目されている二つの大きな流れがある。そのひとつは「科学的根拠に基づくアプローチ(Evidence-based Approach)であり、もう一つは「物語的アプローチ」(Narrative Approach)である。医学領域においては、前者は1990年代前半に、後者は1990年代後半に初めて公式に提唱され、EBMとNBMとして世界的に浸透してきた。この二つのアプローチは対立的にとらえられる傾向もあるが、基本的には患者中心の医療を実現するための、車の両輪として相補的な関係にあると理解される。これらの潮流は、狭い意味での医学・医療領域に留まらず、幅広い対人援助領域において、理論・実践・教育・研究など複数の次元を巻き込みつつ展開している。しかし現状では、この二つのアプローチをどのようにして、現場での実践、あるいは研究の理念や方法論において統合するかについての統一的な見解があるわけではなく、未だに混乱や誤解も認められる。斎藤はこの問題に着目し、幅広い観点からこの問題についての、理論的および実践的研究を行っている。 現在の専門分野 臨床心理学, 内科学一般(含心身医学) (キーワード:内科学、心身医学、臨床心理学、医学教育学、質的研究、事例研究、ナラティブ・アプローチ、ナラティブ・メディスン、ナラティブ・ベイスト・メディスン(NBM)、エビデンス・ベイスト・メディスン(EBM)) 著書 1. 2014/06 関係性の医療学-ナラティブ・ベイスト・メディスン論考 │ (単著)   2. 2013/08 事例研究というパラダイム-臨床心理学と医学を結ぶ- │ (単著)   3. 2011/08 『ナラティブ・メディスン-物語能力が医療を変える』リタ・シャロン著 │ (共著)   4. 2014/09 ナラティブ(NBM)とかエビデンス(EBM)とか看護研究とかさっぱりわかんない!というナースのためのナラエビ医療学入門 │ (単著)   5. 2014/03 インタビューという実践(質的心理学フォーラム選書1) │ (共著)   全件表示(20件) 論文 1. 2014 Dream Narratives in Patients with Eating Disorders. │ Archives of Sandplay Therapy │ 27 (1),75-90 (単著)   2. 2000 元型的観点からみた摂食障害 │ 心理臨床学研究 │ 18 (1),13-24 (単著)   3. 1999 Rapid recovery from anorexia nervosa after a life-threatning episode with severe thrombocytopenia │ Int. J Eat. Disorders │ 25 (1),113-118 (共著)   4. 2013 女子大学生の夢に見られたdismembered body image について │ ユング心理学研究 │ 5 (1),139-161 (単著)   学会発表 1. 2015/01/24 ナラティブ・アプローチから見た コンフリクト・マネジメント-共約不可能な物語の共有は可能か- (日本医療コンフリクト・マネジメント学会第4回大会) 2. 2014/11/08 臨床心理・対人援助としてのNBMとEBM (対人援助学会第6回大会) 3. 2014/08/25 ナラティブ・アプローチによる発達障がい大学生支援-グレイゾーンASD大学生へのマルチチャンネル支援を通じて- (日本心理臨床学会第33回秋季大会) 科学研究費助成事業 1. 2009/04 ~ 2012/03 物語共有による発達障害大学生の経験的学習の推進-Web支援システムの構築- │ 基盤研究(C)   2. 2008/04 ~ 2013/03 多文化横断ナラティヴ・フィールドワークによる臨床支援と対話教育法の開発 │ 基盤研究(A)   3. 2005/04 ~ 2007/03 バウムテスト輸入時の問題点とコッホの思想の再評価 │ 基盤研究(C)   4. 1996/04 ~ 1997/03 K-ras突然変異特異的アンチセンスオリゴヌクレオチドを用いた膵臓癌の遺伝子治療 │ 基盤研究(C)   5. 1996/04 ~ 1997/03 肝微小転移モデルにおける.TNFの誘導体遺伝子導入腫瘍ワクチンの治療効果の検討 │ 基盤研究(C)   全件表示(10件) 教育活動 ●その他教育活動上特記すべき事項 1. 2015/12 ~ 2015/12 高校等の模擬講義: 草津東高校模擬講義 こころとからだの関わり-原因不明の心身の不調をどう考えるか- 2. 2015/11 ~ 2015/11 高校等の模擬講義: 春日丘高校模擬講義 こころとからだの関わり-原因不明の心身の不調をどう考えるか- 3. 2015/10 ~ 2015/10 高校等の模擬講義: 西宮東高校模擬講義 こころとからだの関わり-原因不明の心身の不調をどう考えるか- 4. 2015/06 ~ 2015/06 高校等の模擬講義: 甲南女子高校模擬講義 こころとからだの関わり-原因不明の心身の不調をどう考えるか- 研究者からのメッセージ 1. ナラエビ医療学入門みなさん、はじめまして。斎藤清二と言います。今日は、「ナラエビ医療学」という耳慣れないテーマについてお話したいと思います。「え、それって何のこと? 聞いたことないわ。それになんかおちゃらけたことばね?まじめに話しているの?」と、みなさんは思われるかも知れません。  実はそのとおりなのです。「ナラエビ」とか、「ナラエビ医療学」という言葉は、医療や医学の世界で、正式に用いられている言葉ではありません。どこの学校でも「ナラエビ医療学」なんていう授業があったり、必修のカリキュラムの単位になっていたり、なんてことはありません。そこのところ、誤解の無いようにお願いします。  そもそもこんな言葉を使っているのは、今のところ私(斎藤)だけだと思います。だから、あなたがそれを知らなかったとしても、それは当然なのです。あなたの知識不足なんてことは全然ありません。あれ、私はいったい何を言おうとしていたのでしょうか。話をもどしたいと思います。  「ナラエビ医療学」というのは、「ナラティブ」と「エビデンス」をどちらもたいせつなものとして扱いながら、それらを実践の中で活かしていく医療についての学問、というくらいの意味です。そうすると、「それじゃあ、『ナラティブ』とか、『エビデンス』とか言うけど、それって何のこと?」というお話からはじめるのが当然ですよね。そうです、これから話題にすることは、まさにそういうことなのです。  でもちょっとお待ちください。その前にお話しておかなければならないことがあります。それは「そもそも『医療』とは何か?」ということです。だって、これから話題にのぼる『ナラティブを大切にする医療≑NBM』も『エビデンスを大切にする医療≑EBM』もどっちも「医療」なのですから。医療とは「『苦しむ人』と『苦しむ人のために役に立ちたいと願う人』の間で行われる相互交流的な実践」だと私は思っています。だから、医療の主役は「苦しんでいる人≑患者さん」なのです。苦しんでいる患者さんのために少しでも役に立ちたいと願うものが、私達医療者です。その実践を有効に行うためにとても役に立つものが、「ナラティブ」と「エビデンス」であり、そのための統合的な実践論が「ナラエビ医療学」だと思っています。そうすると、そもそも「医療」と呼ぶよりは、「ケア」と呼ぶ方が適切なのかもしれませんね。  あ、前置きが長くなりすぎました。それではこれからしばらくの間、「ナラエビ医療学」について、一緒に学ぶ旅におつきあいください。 (『ナースのためのナラエビ医療学入門』日本看護出版協会,2014. 序文) © Ritsumeikan Univ. All rights reserved.

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