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立命館大学　研究者学術情報データベース English>> TOPページ TOPページ > 松尾　剛 （最終更新日 : 2024-01-16 09:16:48） マツオ　タケシ 松尾　剛 MATSUO Takeshi 所属 法学部 法学科 職名 教授 業績 その他所属 プロフィール 学歴 職歴 委員会・協会等 所属学会 資格・免許 研究テーマ 研究概要 研究概要（関連画像） 現在の専門分野 研究 著書 論文 その他 学会発表 その他研究活動 講師・講演 受賞学術賞 科学研究費助成事業 競争的資金等(科研費を除く) 共同・受託研究実績 取得特許 研究高度化推進制度 教育 授業科目 教育活動 社会活動 社会における活動 研究交流希望テーマ その他 研究者からのメッセージ ホームページ メールアドレス 科研費研究者番号 researchmap研究者コード 外部研究者ID その他所属 1. 法学研究科   学歴 1. ～2000/07 パリ第７大学 テクストと資料の科学科 修了 DEA 2. ～1994/03 九州大学 文学研究科 仏文学専攻 修士課程 修了 修士 3. ～1991/03 熊本大学 文学部 文学科 卒業 職歴 1. 2019/04/01 立命館大学 法学部 教授 2. 2007/04/01 立命館大学 法学部 准教授 3. 2004/04/01 立命館大学 法学部 助教授 4. 1998/10/01 島根大学 法文学部 助教授 5. 1996/04/01 島根大学 法文学部 専任講師 所属学会 1. 日本フランス語フランス文学会 2. 日本フランス語教育学会 3. 社会思想史学会 資格・免許 1. 2022 DALF（フランス国民教育省・フランス語資格試験）C２ 2. 2019 実用フランス語技能検定試験（仏検）１級 研究テーマ 1. 第三共和制下の政治と文学の関連 2. フランスにおけるファシズム思想の分析 3. ヨーロッパ思想史における表象の問題 4. ドリュ・ラ・ロシェルにおける表象の問題 研究概要 第三共和制下の政治と文学 現在はフランスにおけるファシズム文学、とりわけドリュ・ラ・ロシェルの思想と作品を、表象（représentation）の観点から研究している。 現在の専門分野 ヨーロッパ語系文学 (キーワード：フランス文学) 論文 1. 2023/12 委任代表と受肉代表：ドリュ・ラ・ロシェル『馬上の男』における表象の政治学 │ ステラ │ (42),331-350頁 (単著)   2. 2022/12 Se heurter à l'objet : l'idée de représentation dans Le Feu follet de Pierre Drieu la Rochelle │ 立命館言語文化研究 │ 34 (2),271-278頁 (単著)   3. 2021/12 （書評）ドリュ・ラ・ロシェル『内面の手帳』 │ ステラ │ (40),133-137頁 (単著)   4. 2020/12 （書評）『虚実のあわいに：大浦康介退職記念論文集』 │ ステラ │ (39),217-220頁 (単著)   5. 2019/12 混沌を分かつ声：ドリュ・ラ・ロシェルと撞着語法 │ ステラ │ (38),251-264頁 (単著)   全件表示（32件） 学会発表 1. 2023/02/02 Comment incarner le peuple bolivien ? : le rite sacrificiel dans L'Homme à cheval de Drieu la Rochelle (Séminaire transversal 2022-2023 : être radical) 2. 2007/03 初修外国語学習の意義をいかに説くか (第13回FDフォーラム「大学教育と社会～FD義務化を控えて～」) 3. 2001/06 ヴァシェ・ド・ラプージュの〈人類学〉－その人種理論をめぐって－ (日本フランス語フランス文学会2001年春季全国大会) 4. 1998/05 ドリュ・ラ・ロシェルの『夢見るブルジョワジー』 (日本フランス語フランス文学会1998年春季全国大会) その他研究活動 1. 2016/03/20 凱旋門の無名戦士 (立命館ロー・ニューズレター８０号) 2. 1998/10 書物と禁じられた欲望―パリで出会ったファッシズムの影― (流域　45号（青山社）) 研究高度化推進制度 1. 2014/092015/09 研究支援制度分類：学外研究制度種目：-ファシスト作家における表象の問題：ドリュ・ラ・ロシェルを中心に 教育活動 ●教育方法の実践例 1. 2023/09/26 ～ 2024/01/19 授業用テキストの作成 2. 2020/04 ～ 2021/01 授業動画の作成 3. 2019/06 ～ 2019/06 2019年度　副専攻フランス語コミュニケーションコース　暗唱大会開催 4. 2017/06 ～ 2017/06 2017年度　副専攻フランス語コミュニケーションコース　暗唱大会開催 5. 2016/06 ～ 2016/06 2016年度　副専攻フランス語コミュニケーションコース　暗唱大会開催 全件表示（12件） ●教育に関する発表 1. 2014/05 ～ 2014/05 2014年度　法学部ＦＤ茶話会（第１回）「法学部生に対する教養教育のあり方」において、教養科目「世界の言語と文化」 について報告。 ●その他教育活動上特記すべき事項 1. 2019/10 ～ 2019/10 2019年度「エスプレッソパーティー」開催（フランス語部会による）。 2. 2017/10 ～ 2017/10 2017年度「エスプレッソパーティー」開催（フランス語部会による）。 3. 2011/03 ～ 2011/04 大学図書館企画「先生のお薦め本」に協力。フランス文学作品から１９冊を推薦し，それぞれにコメントを付す。 4. 2006/08 ～ 2006/09 ブリュッセルにおけるフランス語研修の引率 研究者からのメッセージ 1. 政治と文学の問題を探求米ソという巨大な新興勢力を前に、その脆弱さをあらわにした両次大戦間のフランスでは、革命への熱望が吹き荒れた。ある者はソ連に、またある者は東洋に希望を見た。だが驚くべきは、少なからぬ知識人が、ナチス=ドイツの第三帝国に現代世界を超克する夢をかけたことだろう。しかも彼らの多くは後に、占領下のフランスで、ユダヤ人の迫害を望み、煽るようにさえなるのだ。一般に私たちは、人文的教養こそが人間を野蛮から救うと考えているが、その反証となっているのが、彼らファシスト作家なのである。 　私が研究対象としているのは、そんな人間たちの文学作品である。人文主義的教養とファシズムの暴力性がいかにして共存しえたのか。本当に「アウシュビッツの後、詩を書くことは野蛮」なのか。ファシズムに魅せられた作家たちと、その思想的祖先たちの言説を研究することで、最終的には教養のもつ意義を明らかにするのが、私のテーマであり夢である。 © Ritsumeikan Univ. All rights reserved.