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センターについて ドクターヘリ ドクターカー 実績 スタッフ紹介 専攻医募集 トップ センターについて ドクターヘリ ドクターカー 実績 スタッフ紹介 お問い合わせ 専攻医募集 greeting ごあいさつ greeting 救命救急センター センター長落合秀信 救命救急センター 看護師長楠見和子 宮崎大学医学部附属病院 救命救急センター センター長 落合秀信 いつでもどこでも地域に根差し高度な救急医療の提供 地域と連携し地域で最強の救急医を育成 世界を視野にいれた情報発信 宮崎大学医学部附属病院救命救急センターは、「いつでもどこでも地域に根差し高度な救急医療の提供」、「地域と連携し地域で最強の救急医を育成」、そして「世界を視野にいれた情報発信」をスローガンに掲げ、平成24年にオープンしてから今年で10年目の節目を迎えることになりました。年を重ねるごとに少しずつ体制も洗練され、厚生労働省全国救命救急センター充実段階評価では、3年連続で「Ｓ」評価をいただくことができました。 また、当救命救急センターがオープンした当初は、県内の救急科専門医数は19名と全国ワースト5位の状態でしたが、その後救急科専門医ならびに救急科専門医を目指す医師たちが戦列に加わっていただき、令和3年1月現在では救急科専門医数も41名となり、救急科専門医1人あたりの対象人口も約26,000名と全国平均に達してきております。このように順調に運営が行えたのもひとえに連携いただいている皆様方のおかげと深く感謝しております。 本年も引き続き新型コロナウイルス感染症対策等のために試練の年と思っておりますが、逆境の中でこそ真の実力が試される時でもありますので、教室員一同さらに気を引き締めて診療、教育、そして研究に励んでいく所存であります。現在救急科スタッフは、教授1名、特別准教授（寄付講座、小林市立病院勤務）1名、講師（病院准教授）2名、助教7名、特別助教 (寄附講座)1名、救急科専攻医6名(うち4名は関連施設ローテート)で、院内各診療科・各部署のご協力のもと、ER診療、ドクターヘリ並びにドクターカーによる病院前救急診療、重症外傷ならびに重症内因性疾患の診療、集中治療など幅広く救急診療を展開しております。 また、専攻医研修の一環として国内留学も積極的に行っております。 今年度も新たに1名の救急科専攻医が我々のチームに加わってくれました。今後の成長がとても楽しみです。 病院まで持たない命を救う 診療におきましては、県全域を俯瞰し、県北、県央、そして県西部の救急拠点施設の充実を図り、それら施設のhubとして当救命救急センターがバックアップする診療体制を構築しています。 その結果、当救命救急センターは、他施設として患者総数は少ないものの重症度は高く、多発外傷や重症熱傷、中毒などの外因性疾患が入院患者の6割程度、そして重症敗血症や脳血管疾患、心疾患などの内因性疾患が4割程度となっています。 一方、「病院まで持たない命を救う」をコンセプトに開始したドクターヘリも総要請件数が4,500件を超えました。 重症外傷に対する出動が現場出動の75%を占めており、外傷センターそして医療過疎地へのバックアップ機能も十分果たせていると思います。また、ドクターヘリの補完としてのドクターカーも、限られた運用であるにも関わらず年間100件程度の出動があり、宮崎県全域に出動しています。 さらに陸路到達困難な地域での重症救急患者にも迅速に対応するために、県と協定を結び開始した防災ヘリコプターによる救急現場医師投入も年間数件程度の活動実績があり、全国でもトップレベルの病院前救急診療を展開しています。 地域で最強の救急総合医を育成する 専攻医教育におきましては、「地域で最強の救急総合医を育成する」を合言葉に、「For MIYAZAKI救急科専攻医プログラム」を立ち上げ、卒後3年目の救急科専攻医を診療チームのリーダーとする独自の教育方法を行ってきました。 現在、6名がこのプログラムにのって救急科専門医取得を目指しています。 この教育方法について専攻医にアンケートをとりましたところ、「つらい面もあるが指導医の掌の中で多くの症例を経験でき、早く実力をつけることができるとても良いシステム」という意見を多くいただきました。 今後も専攻医の意見を幅広く取り入れつつ、専攻医の先生方が“生き生きと輝いて後輩の憧れの的”となるような教育システムにできるようブラッシュアップしていきます。 研究面では、重症多発外傷診療システムの構築と検証、補体と凝固系のクロストーク、病院前救急医療システムの構築と検証、多発外傷をともなう重症頭部外傷の治療、救急医療過疎地域に対する遠隔診療支援体制の構築、災害医療など幅広く行っており、関連学会はもとより欧文誌や和文誌にその成果を報告しています。 まだまだ若い救命救急センターではありますが、皆様方のご支援のおかげで診療のみならず、教育や研究、国際連携においても少しずつ前進することができました。 新しい教室であるがゆえのパワーを活かし、今後も教室員一同さらに精進していく所存ですので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。 宮崎大学医学部附属病院 救命救急センター 看護師長 楠見和子 “命をつなぐ”“For MIYAZAKI” 新型コロナウィスル感染症の拡大・まん延が長期化し、明るい兆しが見えない中、最後の砦としての役割を遂行すべく、日々、格闘する毎日が続いています。 そのような状況にあって、宮崎大学医学部附属病院救命救急センターは、令和３（2021）年で10年目を迎えました。 ３次医療機関としてあらゆる救急患者を受け入れ、“命をつなぐ”“For MIYAZAKI”の精神で救命救急センターの医師や各診療科の先生方と連携しながら、看護師も積極的に救急医療に対応しています。 当院の救命救急センターは、専用病床20床を備え、一般病棟に救急科優先のベッド6床を有しています。 院内でのベッドコントロールはもちろんのこと、患者支援センターの協力を得ながら県内の多くの医療施設に患者様を広く受け入れていただいております。 救命救急センター開所と同時に宮崎県ドクターヘリの運航が開始され、平成26（2014）年４月には、ドクターヘリの補完としてドクターカーが導入されました。 救急現場に医師や看護師を投入することで、病院前から診断・治療を行うことが可能となり、患者様の致命率の向上に貢献しています。 愛と和をモットーに信頼される質の高い看護 令和３年４月現在、看護スタッフは、看護師長１名、副看護師長３名、看護師45名の48名（うち救急看護認定看護師２名、小児救急看護認定看護師１名、急性･重症患者看護師１名）が活動しています。 看護師の教育におきましては、看護部の教育理念である「愛と和をモットーに信頼される質の高い看護」を目指し、救命救急センタースタッフやドクターヘリ運航管理室、各消防機関のご支援のもと、救急看護を担う看護師に求められる基本的能力（知識・技術・態度・接遇）の向上に力を入れております。 特に、次世代をになうフライトナースやグランドナース（ドクターカーナース）の育成は、喫緊の課題と考えています。 新たなフライトナースの育成は、フライトドクターや現役フライトナースの指導のもとOJT（On the Job Training）で計画的に経験を積ませています。 現場で経験したことや“気づき”はしっかりと本人へフィードバックし、ドクターヘリスタッフミーティングを有効な場として活用しています。 また、当センターには、救急車内を再現した画期的なシミュレーション室があります。 フライトナースやグランドナースは、救急科専門医の指導・協力をもらいながら、「ルーブリック（Rubric）」を用いて積極的にスキルアップに励んでおります。 さらに、臨床現場においては、リーダーシップのとれる看護師の育成に励み、看護管理に加え、業務態度（責任感、積極性、協調性、規律性、守秘義務、礼節、健康管理）が育まれるよう関わっております。 魅力あるリーダーを育成し、メンバーの意識を引き上げることで、救命救急センター全体の底上げにも繋がると考えます。 また、看護の力を発展させるためにも研究や事例検討など、各スタッフが取り組んでおり、全国規模の学会等で報告できるよう進めています。 新型コロナウィスル感染症対策もあり、施設見学は機会が限られていますが、このHPをご覧になり、救命救急センターで働くことの魅力を感じていただけたら幸いです。 一秒でも早く患者さんの元へ 最後に、私たち看護師の大先輩でもあるフローレンス・ナイチンゲールが「看護婦が観察もできなければ、いったい何のために看護婦は存在しているのであろうか？」 と看護師の観察の重要性について述べているように、救命救急センターの看護師は、五感を駆使して、患者の状態を把握し、迅速に対応しています。 そして、患者さんの生命力の消耗を最小限に整えられるよう看護しています。 救命救急の現場は、緊張の連続ですが、お互いがコミュニケーションを積極的にとり、信頼関係を築きながら、切磋琢磨しています。 今や、“For MIYAZAKI”の精神は、救命救急センターに関わるすべてのスタッフにも浸透しています。 一秒でも早く患者さんの元へ最適な医療を届けられるよう、一人ひとりが成長していける環境をスタッフ全員で築いていきたいと思っております。 今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。 救命救急センター 一人でも多くの患者さんの命を救う、心ある看護ケアを行うことを使命として、日々努力しています。 詳しく見る お問い合わせ 当センター・当ウェブサイトに関することなど、お気軽にお問合せください。 詳しくはこちら 採用情報 あなたのFor MIYAZAKIを見つけてみませんか？ともに宮崎を支えるメンバーを募集します。 詳しくはこちら 〒889-1692 宮崎県宮崎市清武町木原5200 MAPを見る TEL. 0985-85-1510 お問い合わせ トップページ お知らせ ご挨拶 ドクターヘリ ドクターカー 救命救急センターについて スタッフ紹介 OUR SPIRITS センターの実績 講座実績 臨床研究 ムービー Resident Program リクルート リンク集 © 宮崎大学医学部付属病院救命救急センター