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コンテンツへ移動 お知らせ 共創利用支援部門 工作支援部門 低温科学支援部門 データ利活用DX支援部門 研究支援人材育成部門 技術支援センター Contact 当機構の低温科学支援部門を中心とする「ヘリウム液化事業の推進・リサイクルシステム構築チーム」に対して令和5年度大阪大学賞(大学運営部門)が授与されました! 2023年12月15日 2023年12月25日 お知らせ コアファシリティ機構低温科学支援部門を中心として推進してきた「公的機関や民間企業に対するヘリウム液化事業の推進とリサイクルシステムの構築」が評価され、この取組を主導する「ヘリウム液化事業の推進・リサイクルシステム構築チーム」が令和5年度大阪大学賞(大学運営部門)を受賞しました!チームの皆さん、おめでとうございます!! 令和5年度 大阪大学賞(大学運営部門) ヘリウム液化事業の推進・リサイクルシステム構築チーム (当機構低温科学支援部門 他) 公的機関や民間企業に対するヘリウム液化事業の推進とリサイクルシステムの構築 西尾総長より頂戴した令和5年度大阪大学賞の楯(左)とその授賞式(11/22)での受賞チームの記念写真(右)。 コアファシリティ機構低温科学支援部門は、その前身である低温センターの時代から、教育研究活動に必要不可欠な寒剤である液体窒素や液体ヘリウムを、学内に安定かつ安価に供給してきました。特に希少資源であるヘリウムに関しては、液体ヘリウム使用によって生じるヘリウムガスを、吹田・豊中の両キャンパスに張り巡らされたヘリウムガス回収配管を通して高純度・高効率に回収し、吹田・豊中両分室に設置されたヘリウム液化装置を用いて再液化させ再供給してきました。このようなーヘリウムリサイクルーを長年にわたり維持・運用してきており、今では本学の理系研究室の約40%が直接間接的この「ヘリウムリサイクル」を利用しています。 ヘリウムですが、国内では産出されないため、ヘリウム消費量の100%を輸入に頼っています。ここ数年は世界的なヘリウムの需要増加のため、需要と供給のバランスが崩れ、日本へのヘリウム輸入量が大幅に減り、ニュースや新聞報道などで報道されるよう「ヘリウム危機*」という深刻な状況となっています。 このような情勢の中、低温科学支援部門は、社会貢献と財務基盤強化のため、新たな「外部者向けヘリウム液化事業」(ヘリウムガスを本部門に持ち込んで液化を希望する学外者に対して液化業務を行う事業)を公的研究機関に対していち早く開始しました。令和2年に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)に対して、X線分光撮像衛星(XRISM)試験用液体ヘリウムの液化供給を実施し、令和3年には本事業の対象を一般企業にも広げ、イワタニファインガス(株)への液体ヘリウム再販売事業も開始しました(殆どの民間のガス製造・販売会社はヘリウム再液化設備を持っていません!)。 これらの取り組みにより、これまでは回収されずにガスとして空気中に放出されていたヘリウムを、液体ヘリウムとして低温科学支援部門で回収・保管できるようになりました。すなわち、本学の液体ヘリウム製造・保管施設が民間の液体ヘリウムの流通・保管のバッファー的な役割を果たし、これにより民間のヘリウムガス不足を補うことに大きく貢献します。これらの取組に加えて、最近では、大学の機器や技術を核とする地域連携の拡大と産学官連携推進として、阪奈機器共用ネットワークを中心とした地域におけるヘリウムのリサイクルシステム構築にも取り組んでいます。 このような、貴重な資源であるヘリウムに関する先駆的なリサイクルの推進が評価され、「ヘリウム液化事業の推進・リサイクルシステム構築チーム」に対して令和5年度大阪大学賞(大学運営部門)が授与されました。同構築チームの皆さん、おめでとうございます!   ヘリウム危機について ヘリウム危機の現状と今後の課題について(東京大学 物性研究所 山下 穣、2020年) ヘリウム危機について(名古屋工業大学 大原 繁男、2019年) 「ヘリウム危機」に臨んでの緊急声明発表の経緯(勝本信吾、物理学会誌、2020年) 共創利用支援部門 工作支援部門 低温科学支援部門 データ利活用・DX化支援部門 研究支援人材育成部門 サイトポリシー Contact © 2023 大阪大学 コアファシリティ機構

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