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学部概要 特色 入試情報 キャリアサポート 学科 社会学科 言語文化学科 法学科 経済学科 大学院（研究科） 臨床人間科学専攻 比較地域文化専攻 経済専攻 案内 学部案内[PDF] 研究科案内[PDF] 国際交流 リンク Japanese English 学部長あいさつ 人文社会科学部長　田中伸司 「なぜ生きるか」を考える時間 　　静岡大学人文社会科学部は、1922年に設立された旧制静岡高等学校を前身とし、100年を越える歴史を有する学部です。80名以上の教員を擁し、社会学、文学、法学、経済学という４つの学位を授与する、高い専門性を誇る教育機関です。数多くの優秀な卒業生が、個性と多様性を大切にする本学部の伝統のもと、静岡はもちろん日本各地そして世界で活躍しています。しかし、知識や技能を身につけることだけが人文社会科学部で学ぶことの意義ではありません。 　大学へ進学するということは、自分自身の可能性を広げることです。卒業後の生きかたの幅が飛躍的に広がるだけではなく、大学生になるとともに自分の思うとおりにする自由が大きく広がります。もちろん自分の思うとおりにする自由とは、自分の欲求のままに振る舞う自由のことではありません。それは、自分自身がほんとうは何をしたいのかという、自分自身の望みに結びついています。大学進学のためにさまざまな欲求をおさえて勉学に励まれているだろうと思いますが、それは大学へと進学することで目指したい何かがきっとあるからです。その何かとは、何のために生きているのかという問いへとつながるものです。しかし、何のために生きているのかを明確に意識している人はそう多くはいません。毎日の生活のなかで、この問いは背景へと退いてしまうからです。何のために、なぜ私たちは生きているのか。ニーチェという哲学者は「なぜ生きるかを知っているなら、どのように生きることにも耐える」という言葉を残しています（『偶像の黄昏』）。このニーチェの言葉は、ヴィクトール・E・フランクルが記録した第２次世界大戦下でのユダヤ人強制収容所での体験記（『夜と霧』）に引用されていることでも知られています。フランクルは、生きるための「なぜ」を意識しないとき、人はよりどころを失い内的に崩壊する危険性にさらされていると指摘しています。学生時代とは、この「なぜ生きるか」という問いを考えるための時間であるといえます。この問いを深く考えるとき、人は自分の思うとおりにする自由をほんとうの意味で手にすることになります。とはいえ、「なぜ生きるか」という問いへの答えは必ずしも見つかりません。むしろ、見つからないほうがふつうです。それでもなお、この問いを考えようとしたことがあるということは生きていくうえでの財産となります。答えが見つからないときには、人は謙虚に「なぜ」を意識し続け人間として成長していくでしょうし、とりあえずの答えでも手にしたときには、人間としてのしたたかさを身につけたといえるからです。 　静岡大学人文社会科学部では、大学生として思いをめぐらすべきこの問いに、独りではなく、いろいろな人とともに、さまざまな視座から触れることができます。学生は、社会学科・言語文化学科・法学科・経済学科という学科での学びにより専門知識と技能を修得するとともに、これらの４学科の連携による学部共通専門科目が設定されており他学科の学生たちとともに学ぶことができます。さらには、本学部には100名を越える留学生が在籍しており、また大学院として人文社会科学研究科が設置されています。静岡大学人文社会科学部において多様な人びとに出会い、専門性の高い教育を受け、考えるべき問いに向かう、こういう大学生活を送っていただきたいと願っています。 静岡大学人文社会科学部 静岡大学人文社会科学部 ホーム 総合情報 学部概要学部長あいさつ 人文社会科学部の沿革 人文社会科学部の組織図 人文社会科学部の教育方針 人文社会科学部学術憲章 3つの方針（ポリシー） 静岡大学人文社会科学部規則 特別教育プログラム（副専攻）について サイトマップ アクセス お問い合わせ サイトポリシー @ Shizuoka University Humanities & Social Sciences メニュー 学部概要 特色 入試情報 キャリアサポート 学科 社会学科 言語文化学科 法学科 経済学科 大学院（研究科） 臨床人間科学専攻 比較地域文化専攻 経済専攻 案内 学部案内[PDF] 研究科案内[PDF] 国際交流 リンク 検索 タイトルとURLをコピーしました